「共謀罪」法案、さいごまであきらめずに廃案をめざしましょう!
2017.05.24
中西基
「共謀罪」法案が5月23日に衆院本会議で強行採決されました。
「共謀罪」法案は、これまでに何度も国会に法案が出されては廃案になってきました(1回目2003年3月提出→同年10月廃案、2回目2004年2月提出→2005年8月廃案、3回目2005年10月提出→2009年7月廃案)。
ところが、安倍政権は、これまでの「共謀罪」と本質は何もかわっていないのに、名前だけ「テロ等準備罪」と付け替えて、あたかもテロ対策のための法案かのように市民の目をあざむきダマして、強行採決してしまいました。
森友学園問題でも、加計学園問題でも、安倍首相の開き直りゴリ押しはあまりにも目に余りますし、私たち有権者をバカにしています。そんな安倍首相に意見もできない与党自民党の議員らも情けないとしか言いようがありません。
わたしたちに今できることは、あきらめずに声を上げつづけることです。
北大阪総合法律事務所では、3月にひきつづき、5月10日にも共謀罪法案の問題についての学習会(北大阪セミナー)を開催しました。6月2日18時からは阪急・南千里駅前で街頭宣伝も予定しています。
これから舞台は参議院にうつって、6月18日の会期末まで、共謀罪法案の審議がつづきます。
皆さまとともに廃案をめざしてがんばりたいとおもいます!