解決事例報告

賃貸マンションの連帯保証人。貸主が家賃を滞納しているとして保証会社から2年分の請求書が…

2009.01.27 谷真介

賃貸マンションの連帯保証人に昔なったものの、最近音信不通になっていたところ、借主が2年分家賃滞納しているとして保証会社から急に家賃2年分の請求書が届いた、という事例です。

家主の連帯保証人としては、数ヶ月程度の賃料債務を保証することは想定の範囲内だと思いますが、それ以上の滞納があるのに家主から一度も通知を受けず、いきなり2年分もの滞納家賃を一度に請求されたのではたまりません。連帯保証人としては、法的にも、ここまでの責任はありません。

保証会社に対し、2年分の滞納家賃の支払は拒絶する旨、及び、家主との間の保証契約を今後解除する旨の内容証明郵便を送付し、交渉に入りました。

保証会社に家賃滞納状況の履歴を出させるなど粘り強い交渉の末、こちらの主張が通るかたちで,通常であれば保証人が甘受すべき額ということで家賃数ヶ月分の支払で和解することに成功しました。受任してから1か月程度でスピード解決できました。