新型コロナウイルスに乗じた詐欺や消費者トラブルにご注意ください
2020.04.23
新型コロナウイルス感染症に乗じた詐欺や消費者トラブルが急増しています。
その中から、いくつかご紹介します。
役所を騙ったSMSが届き、金融機関の口座番号を入力するよう求められた
市役所から「新型ウイルス緊急救済措置としてお年寄りの居る世帯に現金入金します」というSMSが届いた。記載されたURLにアクセスして金融機関口座番号を入力するようだ。
「インターネットサービスを一定額以上利用した人にお金を給付する」というメールが届いた
政府の関係機関のようなところから「インターネットサービスを一定額以上利用した人に、5千万円を上限として給付する。全国から300名が選出された」というメールが届き、名前も載っていた。銀行口座を登録したところ、給付を代行するサイトの費用と手続き料として合計1万数千円が必要というメールが届いた。
保健所の依頼で来たと騙る事業者から、新型コロナウイルスの検査薬を販売すると勧誘された
知らない事業者が2人自宅に来た。「新型コロナウイルスの件で、保健所から依頼されて来た。自宅で検査ができる商品があり、海外ではブームになっている。本来50万円するところ、今回特別に選ばれた方に10万円で販売する」と言われ、近隣で契約したという人のリストも見せられた。
「個人間融資」や「給与の買取り」をうたって、違法な貸付けが行われる事例
SNSやウェブサイトなどにおいて、「コロナでお困りの方へ」などと勧誘し、貸金業法上の登録を受けていない業者が、個人間での融資を装ったり、給与の買取りをうたうなどして、法外な利息による違法な貸付けを行う。
政府系金融機関等による融資のあっせん等をうたう事例
政府系金融機関や民間金融機関による新型コロナウイルス対策融資のあっせん等をうたって、高額な手数料を要求する。