民主法律協会第68回総会において「本多賞」を受賞しました!
2023年8月26日、民主法律協会の第68回定期総会において、当事務所の鎌田幸夫弁護士、中西基弁護士、西川翔大弁護士が担当する「羽衣学園事件」が高裁で逆転勝訴を収めたことに関して(詳しくはこちらをご参照ください。)、原告や支援する羽衣国際大学教職員組合、関西地区私立大学教職員組合連合、支援する会とともに「本多賞」を受賞しました。
本多賞は、元民主法律協会会長の故本田淳亮先生のご寄付を原資として、平和憲法や労働者・市民の権利擁護、民主主義の前進という民法協の目的の実現・推進に顕著な功績のあった会員に対して表彰するものです。
この度、2023年1月18日に大阪高裁において、大学教員任期法の「10年特例」の恣意的な運用に歯止めをかける画期的な判決を得ることができたことを表彰して、受賞となりました。
総会の当日は、原告の方と西川翔大弁護士から受賞のスピーチを行いました。
西川翔大弁護士からは、コロナ禍もあり長期化した大阪地裁での闘いで疲弊する中で、控訴審で覆すことができると信じ、最後まで信念をもって諦めることなく闘い続けた原告や組合、支援の会に対して敬意を表するとともに、労働事件を行う弁護士として非常に重要なことを学ぶことができたといったスピーチが行われました。
本件は、学園側が上告を行い、まだ確定していません。今後もご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。